イベント「モバイルUXデザインワークショップ:「モバイルフロンティア」出版記念」

モバイルUXデザインワークショップ:「モバイルフロンティア」出版記念イベントに参加しました。

まずは書籍の内容を簡単に紹介。
興味深かった考え方としては、

モバイルUXの現在の位置づけを「ナチュラルユーザーインターフェース」・・・直感を利用し、より早く少ない操作を求めるフェーズとし、今後どうなっていくか。
それは確実に「オーガニックユーザーインターフェース」・・・機能と形態の一体化を目指した技術の進歩へ向かう、ということ。

そして、「ユーザーがしたいことの途中にあなたのアプリがある」という基本的な意識を忘れないこと。
そのために、何度も繰り返しプロトタイピングを行うことが重要だということ。

ワークショップの前に、チーム対抗で「マシュマロチャレンジ」という簡単なゲームを行いました。
簡単な材料を使って、マシュマロタワーを造り、高さを競うというもの。
なんでもこれ、東大生より幼稚園児の方が、遙かに優秀な結果を出したとか。
そして、我が班はみごとに優勝しました!
発想力を柔軟にし、チームワークを円滑にするにはもってこいの企画でした!

いよいよ本番のワークショップ。今回は「予約サービス」をテーマにアプリのアイディアを検討。
我が班は、どうしたら複数予約のキャンセルと申し込みをスムーズに行えるか、に着目し、「仮予約」という発想を活かしたUIを構築しました。
はじめのブラストは悪ノリも入って相当に盛り上がったのですが、実際にそれらをプロトタイプに落とし込む段階で作業が停滞し、あらためてUI設計の難しさを感じました。

各班、それぞれ個性的なアプリの発想があり、そこから見える改善点も役立ちそうです。

・ユーザがひとめで認識しやすい、グラフや表などのビジュアルを入れること。
・アプリ名は日本語で13文字(?)まで
・最初から省略したアプリ名ではなく、ユーザに短縮させるようなアプリ名を。
・無駄な説明文は不要。それがPC的な発想になってしまう。モバイルなら直感でわかればOK。
・アプリを作る際は、まず「同じようなものを他に誰かが作っていないか?」を調べ、さらに「それは本当に自分たちがやるべきか?」を考える。

アプリ開発に限らず、ユーザの視点になって考える・やってみるというプロトタイピングが必要だなと感じた一日でした。

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