セミナー「第1回 Build Insider OFFLINE」

技術セッションが主流の「第1回 Build Insider OFFLINE
マークアップやフロントエンドに役立ちそうな二つのセッションに興味をもちました。

スマートフォンサイトのこれから ~ レスポンシブ・Webデザインは救世主となり得るか

実際にRWDを制作する会社。現状や実務での事例などを紹介。
過渡期であるいま、あえて「がんばらないRWD」を提唱。
CSSフレームワーク「Fundation」を使ってはどうか?
実際のデモで使い勝手を披露。なるほど、これなら確かに簡単にできそう。

そして、わざわざRWDにするのではなく、最初からタッチデバイスを意識したPCサイトの作成をしてしまう、という選択。
さらに、UXを考えた設計にも注意。ユーザーに入力を求めない、「あとで(自宅でゆっくり見る)」をサポートする機能の実装、などなど。

RWDはまだ「流行もの」としての位置付けにあるようですが、どうゆう形に進化するにしても必ず必須になる要素なので、早めにノウハウを蓄積していくべきだな、と感じました。

スマホ向けWebアプリ開発で使えるフロントエンド高速化手法

こちらも、実際にスマホのゲームアプリ制作会社による実践に則した内容で、非常におもしろかった。
・HTTPリクエストを減らす工夫:CSSスプライトを使う
・CSSセレクタの最適化:細かくするよりシンプルに
・検証ツール:”Google Chrome Canary”
・処理速度の高いJSの書き方
・ユーザーの体感速度を上げるようなEventの処理
などなど。

よりよいUXを目指す上で操作時の不自然さは大きな障害となり得る。
それをなるべく消していく作業が必要だということ。
離脱率によってアプ自体の売り上げに影響が出る事態に。
やはり、最後にはユーザーを「気遣う」という精神が大切だな、と感じました。

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